【少女時代】日本のポップス界に与えた影響力とは?!

【少女時代】日本のポップス界に与えた影響力とは?!

少女時代の魅力を的確に表現した記事が無いか探したところありました。2014年7月の記事ですが、当時の少女時代は日本で絶頂期を迎え、新たな局面に直面している最中でした。観客動員数の数字を日本のアーティストと比較しつつ、その人気の秘密に迫ります。

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ORICON STYLEの記事から引用

圧倒的なボーカル力とダンススキルを武器に、2010年の日本デビューから、多くのファンを魅了し続 ける韓国出身の9人組ガールズグループ、少女時代。これまでに3枚のアルバムと9枚のシングルを発表してきた彼女たちが、初のベストアルバム『THE BEST』をリリース。日本での5年間の活動が詰まった同作を通じて、少女時代の魅力を改めて探りつつ、彼女たちがJ-POPシーンに与えた影響について 検証してみた。

記録更新尽くめの日本デビュー!

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今年4月から始まった少女時代の3度目となるアリーナツアー『GIRLS’ GENERATION ~LOVE&PEACE~ JAPAN 3rd TOUR』。7月13日、東京・国立代々木競技場第一体育館のツアーファイナルは、熱狂と感動に包まれる素晴らしいライブだった。ツアーの興奮も覚めやら ぬなか、7月25日に少女時代の初のベストアルバム『THE BEST』がリリースされた。日本デビューから5年間の足跡が詰まった本作を通じ、彼女たちの活動を間近で見てきたユニバーサル ミュージック EMI Recordsプロダクトマネジメント本部チーフ・プロデューサーの団野健氏の話を織り交ぜながら、彼女たちがJ-POPシーンにどのような影響を与えて きたかを振り返る。

韓国で少女時代がデビューしたのは2007年。テヨン、ジェシカ、サニー、ティファニー、ヒョヨン、ユリ、スヨン、 ユナ、ソヒョンという9人のメンバーは、当時からそのまま。本国でガールズグループのトップの人気を誇っていた彼女たちは、2010年夏、KARA、4 Minute、BROWN EYED GIRLSなどが日本デビューしたK-POPブームの幕開け期に、真打ち登場といったムードで日本上陸を果たした。

最初の作品は、同年8月に発表されたDVD『少女時代到来 ~来日記念盤~ New Beginning of Girls’ Generation』。YouTubeでミュージックビデオが莫大なビュー数をカウントしていた彼女たちだけに、まずは歌とダンスという最大の武器を映 像で見てもらおうという手法が取られた。初来日となった8月25日の東京・有明コロシアムでのショーケースライブは、2万人超の来場者が見込まれることか ら、異例の3回公演行い、日本での少女時代への期待値は、当初の想定を大きく上回った。

同年9月に日本デビューシングル「GENIE」 を発売。初週4.5万枚を売り上げ、週間シングルランキング4位に初登場。ソロ歌手を含む海外女性アーティストのデビューシングルとしては、KARAが 「ミスター」(初週売上2.9万枚)で記録した5位を上回り、歴代最高の初登場順位記録を更新した。そして、翌月発売された2ndシングル「Gee」は、 初週6.6万枚を売り上げ、週間シングルランキングで2位に初登場。海外女性グループのシングル週間TOP3入りは、英5人組姉妹グループ・ノーランズが 「ダンシング・シスター」(1980年7月発売)で1980年12/1付シングルランキング2位を記録して以来、30年ぶり史上2組目。日本を除くアジア 女性グループとしては史上初の記録となった。

洗練されたサウンドプロダクトと、J-POPには無いメロディー感のマッチングはかなりの 新鮮度。歌の面でも、9人それぞれボーカルの役割がはっきりしているのも少女時代の特徴。歌のラインも、1人ひとりのソロパートから、ユニゾンでのサビに 入り、後半では伸びやかなフェイクがレイヤーのように重なっていく。1曲の間に歌で徐々に景色を変え、繊細さとダイナミズムを絶妙なバランスで聴かせてい くのだが、それも個々のボーカルスキルがあればこそ。

少女時代らの登場以降、J-POPシーンでも集団性を活かしたダンスが主流に

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そして、少女時代の人気を決定的なものにしたのは、2011月4月に発表された初の日本オリジナル曲の「MR.TAXI」(Run Devil Runと両A面)だ。団野氏が「サビの歌詞<TAXI>のリフレインと、運転するような振りのハンドルダンスを初めて見たときに、非常にテンションがア ガったのを覚えてます。これはいけると思いました。結果的に、幼稚園児もやるくらいに広がったわけですが、それはキャッチーなサビとダンスの相乗効果だと 思いますね。日本でK-POPの流れが変わる分岐点になった曲だったと思います」と言うように、少女時代のダンスは、難易度の高いダンスのなかに、 「MR.TAXI」のハンドルダンス、「GENIE」の美脚ダンス、「Gee」の“g”を描く手の振りなど、曲の世界観と合った誰もがやりたくなる、分か りやすい振りが入っている。それによってプロの振り付け師から子供まで、幅広い層を魅了していったのだ。

さらに、少女時代は卓越されたフォーメーションダンスが特徴的で、9人がきれいなV字を描いたりとシンクロ度はかなり精密だ。そして、個々の違った振りが組み合わさることでより表現力が増し、華麗なパフォーマンスのバリエーションにも目を見張るものがある。

もちろん、J-POPシーンでも歌とダンスで見せるグループは存在したが、少女時代やK-POP勢の登場以前と以降では、ダンスの見せ方が大きく変化し た。現在のように、集団性を活かしつつ表現力を追求したダンスが主流となったのは、彼女たちの存在が間違いなく大きい。当時メディアで書かれたように、ま さにJ-POPシーンの“黒船”として、大きな刺激を与えたのだ。

そんななか少女時代は、2011年6月に1stアルバム 『GIRLS’ GENERATION』を発表し、初週23.2万枚を売り上げ、週間アルバムランキング首位に初登場した。同じ韓国出身で所属事務所の先輩でもあるBoA が『LISTEN TO MY HEART』(2002年3/25付)で記録した初週売上23.1万枚を9年3ヶ月ぶりに上回り、海外アーティスト歴代1位となる「1stアルバム初週売 上」新記録を樹立した(1970年1/5付の週間LPランキング発表開始以降対象)。しかも、『GIRLS’ GENERATION』に収録されていた、「MR.TAXI」や「BAD GIRL」にしろ、世間一般的なポップソングではなく、クラブミュージック的なアプローチが強い。その後の「PAPARAZZI」や「FLOWER POWER」にしろ、メインストリームにありながら、そこと迎合しない攻めの姿勢が、少女時代の存在感をより高めたようにも思う。

実力と抜群のスタイルで女性ファンの憧れに

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また、少女時代は女性ファンを多く獲得した。それは、ダンス、楽曲の魅力だけでなく、本人たちのルックスやキャラクター、ファッション、アートワークに おいても、ハイエンドなものを提供し続けた結果のように思える。「女性に受けたのは、少女時代の美意識の高さというのはありますね。彼女たちのファッショ ンセンス、メイクの仕方、スタイルの良さ、女性の美意識を代表するものは全て兼ね備えている。“細い”“きれい”“かわいい”を全部持っている。要するに 到達点に行ってるんですよ。だから女性からNGが出ないんです(笑)」(団野氏)。日本デビューした頃には、20代前半となっていた少女時代。少女から大 人へ、女性が大きく変わる成長の過程をスタイリッシュに見せ、女性の憧れとなるのは必然の流れだったようにも感じる。

その後も日本と韓 国での活動を平行させながら(加えて、欧米アジアとワールドワイドに活躍)、2012年11月に2ndアルバム『GIRLS’ GENERATION II ~Girls & Peace~』、2013年12月にアルバム『LOVE&PEACE』を発表。日本で多く支持され続けたのは、彼女たちの魅力はもちろんだが、音楽という カルチャーでグループとファンと繋がれていたことがとても大きい。使い古された言葉だが、音楽は国境を越えることをリアルに体現した。

それは楽曲制作面だけでなく、3度の日本ツアーで見せたパフォーマンス、演出面も含めたライブのパワー、説得力というのも大きかった。「彼女たちは、やっ ぱりライブグループだと思います。表には見えない部分ですが、すごく鍛えてるし、ライブに込める気持ちもほんとにすごい」(団野氏)

『THE BEST』には、そうした5年間の日本での活動が楽曲として刻まれている。ダンスミュージックだけでなく、ポップな「BEEP BEEP」や「LOVE&GIRLS」、バラード「Time Machine」など、少女時代の音楽の振り幅、9人の歌の表現力の高さを改めて痛感できる。なかでも注目は、ボーナストラックとして収録される新曲のバ ラード「Indestructible」だ。

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「この曲は、初めてメンバーの思いを歌詞に反映させた、9人の絆の曲です。韓国では10年 近く寮生活をしていて、これだけ多忙で、ずっとトップであり続けている。並大抵の精神力じゃないですね。それだけ一緒にいれば関係が不安定になることもあ る。ただ彼女たちは、今回の日本のツアーを通じてそれを乗り越えようとしているのをすごく感じました。この9人じゃないとできないことがあるよねって。そ の気持ちがこの歌詞にはリアルに歌われています」(団野氏)

国立代々木競技場第一体育館での公演では、ダブルアンコールで 「Indestructible」のMVが流されたが、9人の信頼感を歌った歌詞の1つひとつが大きく胸を打った。どんなことがあって崩れない太い絆を再 確認できた9人。それを彼女たちに思い出させたのは、支えてきたファンの力がとてつもなく大きい。

様々な国で活動する少女時代は、韓国 デビューから7年間トップスターとしてあり続けている。しかも9人誰も欠けること無くここまで走ってきたのは、個々がずば抜けたメンタル、フィジカル、ス キルの持ち主だというのを容易に想像できる。その上で、少女時代の名に恥じない、最高のパフォーマンスをファンに提供し続けて来た。ほんとの意味で強い女 性像を体現し続ける少女時代が、ここからどんな新しい姿を見せてくれるのか、期待感を抱かずにはいられない。
(文:土屋恵介)

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まとめ

2014年は5月から7月にかけて日本での3rdツアーが行われ、22万人もの観客動員数となりました。まさに絶頂期ですが、この年の日本での女性アーティストのツアー観客動員数は以下のとおりです。
少女時代ツアー観客動員数比較

ツアー観客動員数において、ついにPerfumeを抜き、日本での女性グループのトップに立ちました。

従来は先ずCDや映像メディアの売り上げが優先で、ライブの観客動員数は軽視されがちでしたが、現在ではライブの収益はメディア売り上げを上回り、優先順位が逆転しました。そのデータをNIKKEI STYLEの記事から引用します。

CDなどのパッケージソフトに代わって、今や音楽ビジネスの中心となったコンサート。実際に2014年はコンサートの市場規模が2749億円(コンサート プロモーターズ協会調べ)で、音楽ソフト生産額の2542億円(日本レコード協会調べ)を初めて超えた。2015年もコンサート市場は成長し続けており、 15年上半期の動員数は前年同期と比べて約20%の伸びを見せている(グラフ参照)。

CDなどのメディアの売り上げが頭打ちになっている現在では、音楽業界の主役はライブやコンサートなどにシフトしています。

ところが、昨年の日本でのK-POPアーティストの観客動員力ランキングは以下のとおりです。
K-POP観客動員数ランキング

つまり、5位まですべて男性グループが占めています。ちなみに日本の女性グループの2015年観客動員力ランキングは以下です。

  1. ももいろクローバーZ 28万人
  2. 乃木坂46       26万人
  3. AKB48        24万人
  4. モーニング娘。     16万人
  5. NMB48       15万人

少女時代は2015年末に日本で全国ツアーを行っていますが、観客動員数は7万人でした。この時の公演回数は6回でしたが、ももクロの場合は39回やっての数字なので、一概には比較はできないですが、K-POP男性グループと比較すると、低い水準と言えます。

もう一つの懸念材料はライブ映像の質です。以下は2014年7月の日本ツアーでの映像です。(Youtubeの動画が削除されたので、dailymotion版に差し替えました。3曲入っているので、The Great Escapeは7分15秒から始まります。)

Girls Gerneration – You Aholic – Karma Butterfly – The Great Escape SNSD [Japan 3rd Tour]


Girls Gerneration – You Aholic – Karma… 投稿者 finki62

完璧なステージだと思います。曲のクオリティーと歌唱力やパフォーマンスのクオリティー、さらには演出のテクニックなどすべてのライブの要素が非常に高いレベルにあります。そして何より少女時代の表情が輝いています。

次は2015年のライブの映像を観たいですが、まだ映像メディア化されていないので動画でも観ることができません。そこで最新の映像として2014年末の東京ドーム公演の映像を観てみます。
SNSD – The Great Escape ‘The Best Live’ at Tokyo Dome Sub español LIVE

3rdツアーの映像と比べると何となく全体的なクオリティーが低く感じられました。もちろん画質や音質の問題だけなのかもしれませんが、それも含めて、現在はライブの重要性が増していることと、質の高いライブ映像をメディア化して売るビジネスがCDを上回る日がそこまで来ている現状での懸念材料と捉えています。

今までドームでのライブツアーを控えてきた日本で有数の観客動員力を誇るももクロが、ついにドームツアーを開始しました。しかも全てが2days。一方で、日本の都会の大会場から世界へと軸足を移すとともに、地方のライブツアーを再開するPerfume。何かが日本の音楽シーンを変えつつあるように感じています。

完璧で先進的なライブパフォーマンスで世の中をリードしている少女時代ですが、こと日本での音楽シーンでも再びリードして欲しいと願っています。男性グループでは同じ事務所の後輩であるEXOなども日本で活躍しています。

【少女時代】12月24日@さいたまスーパーアリーナ・ライブレポート?!

ではでは、きらやん

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